産後　胸

赤ちゃんを産んで、母乳をあげ終える時期を卒乳期と言います。

妊娠前はあんなにハリのあった胸が、なぜかしぼんだり垂れてしまっていることが多いです。

「元気な赤ちゃんを産むためには仕方ないことなのか」と諦めてしまっている女性も多いでしょう。

実は工夫することで、産後の胸が垂れることを予防することができます。

その対策方法として運動が挙げられます。

特に胸部を中心に行う腕立て伏せなどはとても有効です。

これは胸部の下に存在している大胸筋を鍛えることで胸全体が前方につき出るため、形がしっかりするんですね。

筋力トレーニングは負荷をかけることで効果が出ますので、ダンベルなどを使用するのもよいでしょう。

ここでの注意点は決して無理をしないことです。

自分の筋力以上のダンベルなどを使用してしまうと怪我の原因になりますので気を付け下さい。

なぜ産後は胸が垂れてしまうのでしょうか？

これは妊娠中や授乳期は女性ホルモンが大量に分泌されて胸がサイズアップします。

しかし産後は女性ホルモンの量が元に戻ってしまうため、胸も元に戻ってしまいます。

すると胸がしぼんで垂れてしまうんですね。

これは胸を支えているクーパー靭帯が伸びてしまったことが原因と考えられます。

つまりこの靭帯が胸の重みに耐えられなくなって伸びきってしまったということです。

これを予防するには、妊娠中、授乳中にはしっかりサイズに合ったブラジャーをつけることです。

ブラジャーにより大きなバストを支えるため、クーパー靭帯が伸びきることを防ぎます。

また徐々に胸が小さくなり始めたら、その状況に合わせたサイズのブラジャーを装着することで胸が垂れることを予防することできます。

上記2つの方法は産後の胸が垂れないようにする対策方法です。

「では、もう垂れてしまった人は諦めなければいけないのか」と思う人もいるでしょう。

安心してください、こちらも工夫することで胸の張りを復活させることができます。

女性の胸は、体内に分泌されている女性ホルモンによって大きくなっています。

ですから、体内の女性ホルモンを増やせばよいのです。

しかし、女性ホルモンは年齢とともに減少していきます。

そこでサプリ摂取によって女性ホルモンの量を増やせば良いんですね。

1番効果が高くて有名なのが大豆に含まれているイソフラボンと言う成分です。

これは納豆や豆腐を食べるのも良いですが、サプリ摂取しても良いでしょう。

大事な事は毎日続けることです。